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トランプが大統領選挙に勝った理由とは?あなたの知らない政治の闇の話


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2017年の世界的なニュースとして、アメリカ合衆国トランプ大統領の誕生が挙げられるかと思います。

 

ちょうど1年前は大統領選挙のまっただでしたね。

最後の最後まで対抗のヒラリークリントンが優勢と伝えられてきましたが、ドナルド・トランプが大逆転で勝ちました。

 

今日は、

「なぜ、トランプは勝ったのか?」

についてお話します。

 

ニュースは、その内容に一揆一遊しても意味はありません。

なぜ、そうなったのかを分析することが大事です。

 

トランプが大逆転で大統領選に勝つことができた

その勝因を分析してみたいと思います。

なぜなら私は大富豪だから


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ドナルド・トランプの政策は過激な発言ばかりが取り出さされていました。

  • 「メキシコとの国境に壁を作る!」
  • 「移民を一切受け入れない!」

などを公約として演説していましたね。

実はそれが彼のマーケティングなのですが、その話は割愛します。

 

彼の選挙演説のキャッチフレーズをご存じでしょうか?

「私はウォール街からお金を受け取っていない!なぜなら私は大富豪だから」

というセリフです。

 

これは選挙演説の中で、何度も言っていました。

アメリカの貧富格差


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なぜ、そんな発言をしていたかを説明するには、まず、アメリカの状況を学んで頂く必要があります。

 

アメリカは、どちらかいうと「豊かな国」という印象がありませんか?

確か豊かな国なのは間違いないのですが、一方で非常に貧しい人も多くいます。

 

アメリカの貧富格差は日本のそれとは比べ物になりません。 

なんと、アメリカ人の2/3の人は資産を持っていません。

 

資産が無いとは、貯金も家も持っていないという状態です。

一方で、上位1%の富裕層はとてもたくさんの資産を持っています。

その資産は、下位90%のもつ資産の総額を上回っているというデータがあります。

 

そのような格差社会で選挙をすると、どういうことが起きるかといいますと 

いわゆる「勝ち組」である富裕層は大統領候補者に対して選挙資金を寄付します。

その見返りとして、選挙に勝った大統領は恩返しのために富裕層が有利の政策を取ります。

 

そうして、その政策の恩恵を受けた富裕層は更に資産を蓄えることができます。

一方で、恩恵を受けることができなかった人達は資産を蓄えることができず、貧しいままになる、というわけです。

大統領は富裕層のいいなり


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「オバマケア」

という言葉をご存じですか?

オバマ前大統領がつくった、米国一般市民待望の国民皆保険制度です。

 

アメリカは医療費が高いって聞いたことありませんか?

これまでは日本では一般的な社会保険制度が無く、一般の高額な医療保険に入れない市民は、病気になっても医者に診てもらえないような状況でした。

 

日本では考えられませんよね?

 

オバマ大統領はアメリカ人が誰でも入れる日本のような社会保険制度をつくることを公約に、大統領になりました。

 

しかし、実際に制度ができてみてビックリ!

単に大手保険会社に加入するだけのものとなり、結局は大手保険会社がぼろ儲けするだけの制度になってしまいました。

 

やはり、大統領は、一般市民の味方にはなりにくく、自分を支援してくれた富裕層のいいなりなってしまうのが常なのです。

 

この状況を揶揄したのが、先ほどのトランプのキャッチフレーズ

「私はウォール街からお金を受け取っていない。なせなら私は大富豪だから!」

というわけです。

お金持ちの側でなく、市民の側に立ったトランプ


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ドナルド・トランプがどんな政治をしようとしてるか、ご存じですか?

 

彼は主に以下のような経済政策を公約としています。

  • 公共投資で雇用を創出
  • 中流層以下の層のための所得税減税。一方で、富裕層の控除を撤廃することで、中流以下の層に富を再分配
  • 関税を上げて自国の産業を守る
  • 移民を減らすことで、低賃金労働者を減らす

よくわかりませんよね?

 

簡単にいうと

「富裕層から中間以下の層に富を再分配し、中間以下の層を引き上げる政策」

です。

 

もっと簡単にいうと

「お金持ちの側でなく、市民の側に立った」

ということです。

 

実際にトランプは政治献金をほとんど受け取りませんでした。

なんと、対抗のヒラリー・クリントンの1/10程の選挙資金しか使わずに大統領になったのです。

 

今後、上述の政策が実行に移されればアメリカの2極化は解消されていくでしょう。

 

これが、アメリカ人の中間層以下の人々に大好評だったから、トランプは大統領になれたのです!

真逆の政策をしている国


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ところで、これと真逆の政策をしている国があります。

どこだか分かりますか? 

 

実は、日本です。

  • 公共投資の縮小
  • 消費税の増税
  • 関税の撤廃(TPP推進)
  • 移民の受け入れ(永住権の緩和)

さっきのアメリカの政策と比較するとよくわかりますが、真逆ですね^^;

 つまり、これらは富裕層と貧困層の2極化を促す政策となります。

 

なぜ、そのような政策をしているかというと、これまでのアメリカと同じ理由です。

 

つまり、既得権益を持つ、一部の資産家や経営者などの富裕層から献金されているため、日本の政治家もそれに従うしかないのです。

私たちはどうしたらよいのか?


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日本が2極化していくのは、イヤですよね?

では、そうならないために、私たちはどうしたらよいのでしょうか?

 

日本でもトランプのような、弱者の見方になってくれる候補者が現れるのを待つしかないのでしょうか?

 

違います!

 

政治や時代に翻弄されることのなく自分のライフスタイルを守れるようになる必要があります。

  • なぜ、そうなったのか?を分析する力
  • 誤った情報に流されず、正しくお金の流れを理解する知識
  • 何が起きても、ゼロからお金を稼ぐことのできるスキル

これらを身につけることが大事だと思います。

 

学ばずに仕掛けられ続けるのか?

学んで仕掛ける側に行くのか?

 

どちらを選ぶのか決めるのはあなたです。