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3分で分かる!「日本は借金で破綻しない」ってホント?


「1人あたり〇〇円の借金をしている!」

と、毎年発表がありますよね。

なんだかとても怖い響きです。。。

 

しかし、結論を言うと、いわゆる「日本の借金」で日本が破綻することはありません。

 

このブログでは

  • いわゆる「日本の借金」とはなんのことか?
  • 「日本の借金」が増えていくとどうなるのか?
  • 将来日本は破綻するのか?

について簡単に説明します。

 

↑の3つの質問に答えられない方は是非、この記事をお読みください。

いわゆる「日本の借金」とは国債のことです


いわゆる「日本の借金」と呼ばれているものは、国債、地方債や、借入金などです。

この中で最も比率が大きいのは国債になります。

 

国債とは、日本政府が発行する「借用書」です。

 

国債を発行し、銀行などの金融機関に買ってもらうことで、資金を調達し、公共事業などの予算にあてています。

 

「借用書」には、「借りたお金をいつまでに返すか」が書かれています。

なので、期限になったら返済しないといけません。 

 

返済の際には、主に「借換債」と呼ばれる国債を発行し、借りたお金で返済をします。

従って、国債を発行すればするほど、どんどん国債が増えていく、という仕組みになっています。

国債が増えていくと、どうなるの?


答えは、どうにもなりません。

 

国債を発行することに限度はないため、特にそれに対する手当は要らないのです。

 

国の長期債務残高(国債や地方債、借入金などの合計)は1100兆円に到達、1970年から 150倍になりましたが、日本経済にまったく破綻の兆しはありません。

 

いくらになったら破綻するのか?というのも聞いたことが無いのはこの理由です。

 

「永遠に借り換えをし、増えていく」

これが結論になります。

でも「将来世代へのツケ」って聞きましたよ


では、なぜ国債のことを「破綻する」とか「ツケ」などど言われ続けるのか?

 

普通の家庭であったら、借金が増え続けたら、返せなくなって破綻します。

だから、国債が増えていくと、日本が破綻してしまう、と思ってしまいます。

 

でも、日本は日本銀行において日本円を発行することができます。従って、そのお金でいくらでも国債を買い取ることができます。 


この勘違いが、「日本が破綻してしまう」と信じ込んでいしまう原因です。

そもそも、「将来世代」っていつのことを指しているんでしょうか?

 

詳しくは↑の麻生さんの動画で説明してくれます。

気になる方はご覧ください。

国債を発行し続けても破綻しない、ってことは...


国債をたくさん発行すると、当然ながら予算が増えます。

  • 教育の充実化
  • 道路や橋の整備
  • 病院などの福祉施設の強化
  • 地震・台風などの災害対策

など、暮らしを良くするための政策をたくさん行うことができます。

 

なかなか景気が良くならないと、

「政府は無駄遣いをやめろ!」

という気持ちになりがちです。

 

しかし、本来、日本全体の景気を良くするためは、

「どんどん予算を使ってください!」

という声をあげることが必要になります。

 

そのためにも国債について正しく知ることが、大事ではないでしょうか。